ムスティエール・サント・マリー~グレウー・レ・バン~ロキシタン工場見学~サン=サトゥルマン=レ=アプト~ルシヨン~アヴィニョンへ
ムスティエール・サント・マリーム~グレウー・レ・バン~ロキシタン工場見学~サン=サトゥルマン=レ=アプト~ルシヨン~アヴィニョンへ
ムスティエール・サント・マリー
大自然の中、ぽっとできてたムスティエール・サント・マリー。駐車場にはたくさんの車が止まっています。観光客の一休みというのもあるのでしょうけれど、ここは陶器の町でもあります。地域の雇用を創出しているのかもしれません。ここの陶器は白地に気球のイラストが書きつけられていることが特徴です。マリー・アントワネットがこのんだことで有名です。お土産用にといっても、すべてがお土産かも?とか思いながら、フランスの他の地域ではめにすることはありませんので、いくつか買いました。基本、どれも同じデザインです。私は茶道を学んでいるのですが、お茶碗にも最適です。まあ、日本のそれにくらべると趣もなにもあったものではありませんが…。
ムスティエール・サント・マリーは岩山の中腹にあります。このあたりではめだちますし、防衛にも適した場所を上手に選んで町が作られています。そのため町からは町の前をとおる街道を見渡すことができます。
町というか村の中心の広場です。
不思議な場所にムスティエール・サント・マリーはあります。
5月だったので、一面、菜の花畑です。
引き続き悪路をすすむとこんなお城がひょっこり出てきます。おそらく個人の住居だとおもいます。すてきですよね。
グレウー・レ・バン
さて、さらにすすむとグレウー・レ・バンにでます。結構、大きな町です。そして町をみおろす丘には立派な城があります。このお城、テンプル騎士団の所有する城だったそうです。以上(笑)。この地域の歴史や観光のランドマークに対する説明はだいたいこんな感じでシンプルなのです。このお城も旧市街を突き抜けていったところにあるので目指します。そして下の写真の裏側に到達するのですが…驚愕なことに、このお城、壁だけなんです。裏はなにもない広場のようなスペースです。これには驚きました。ここはここで趣のある町ですが…結局、このあとのロキシタンの工場見学、ここ、グレウー・レ・バンの観光局で申し込む必要がありました。さっさと申し込みロキシタンに向かえばよかったのですが…
地名に「○○・レ・バン」とつくと、ざっくり言えば温泉がでる保養地であることが多いです。ただし、フランスの温泉は保養施設で医師の診断書が必要なところがほとんどです。ここもそういった医療施設です。日帰り入浴できるとおもってきたのですが、だめでした。
建物はきれいです。
ロキシタン工場見学
ロキシタンの工場見学にきました。がファクトリー・ヴィジットの時間には間に合わず、直売所によるだけとなってしまいました。
USINE(ウジーヌ)は工場という意味です。
この工場で作られた製品を直売していますと書いてあります。
サン=サトゥルマン=レ=アプト
このあとはサン=サトゥルマン=レ=アプトへとむかいます。もう、夕方です。そして、ここにも城跡があります。
サン=サトゥルマン=レ=アプトの城跡からの眺望です。
順番が前後しますが、駐車場から城跡への城下町です。
城跡に唯一のこる礼拝堂です。
ルシヨン
このあとはルシヨンです。時間が時間なので、村にはひっそりしています。営業時間後のテーマパークのような雰囲気です。夕方、人がいない状態でした。プロヴァンス観光の訪ねたい村に必ずはいっているこのルシヨンでも元妻にとっては、何しにきたんだっけ?とおもわれたかもしれませんね。一緒に行く人との知識レベルのすり合わせは重要です。
この村は顔料が取れます。たてものの壁土に顔料が含まれとても美しいことで有名です。
アヴィニョン
アヴィニョンにつきました。写真は翌日の明るいときのもの。実際はもう、かなり暗くなってから着きました。
上の写真のパブで夕食です。価格も同種のものを日本でたのむのとそれほど変わりません。疲れているときはワインよりもビールの方がアルコール軽めでいいですね。ちなみにこのお店、学生時代にはじめてきたときも、それから、2009年も、そして、2018年にきたときも変わらず営業しています。飲食って場所ですよね~。2018年が一番賑わっているように感じました。
アヴィニョンの城壁の外にある非常に快適なホテルにとまりました。
このページのルートです。
バール=シュル=ルー(le bar sur la loup)のホテルをチェックアウトして、結構な長距離をいろんなところにちょいちょい寄りながらベストルートをとれたんじゃないかなと思います。途中に二泊したら、最高だったかも。もう一度いくならこんなルートにしたい、というのを別にページ作ってまとめてみたいと思います。興味ある方はごらんになってみてくださいね。